【人生哲学】他人と過去は変えられない。
最高の景色満喫中♪こういう時間をもっと増やしたいわー。
孤独と付き合っているJURIOです。
独立してからもう5年くらい経っていますが、さすがに孤独には慣れました。
さて、そんな私も一応はサラリーマンでバリバリやっていた時期があります。それ自体は楽しい思い出ですし、疲れはあったものの心地よい時間でした。
だって、過去だから(笑)
今、その立場にいる人からするとたまったもんじゃねぇってな話でしょうけど、その気持ち、よくわかります。
で、今日はこんな話を。
他人と過去は変えられない。
まぁ、過去は嘘ついたり、ネタにしたりとやりようがあるかもしれません。
でもね、
他人は変わらん。
つーか、変えようとするだけ無駄。
って思ってます。
いや、とは言え会社員時代は頑張りました。なんとか新卒や若い子を使えるように変えようと努力しました。
が、変わらん(笑)
というか、悪くなる(笑)
仕方ないんですよ、そんなの。
人を変えるなんておこがましい。そう思った方がよほど気楽です。
で、こう考えるようになりました、私。
過去と他人は変えられない。
だけど「未来」と「自分」は変えられる。
これは結構当てはまってるなと思っていまして、他人を変えることにいちいちエネルギーを使っていると本当に大事な「自分」がおろそかになってしまいます。
例えば、
・仕事をしない若手社員を毎度毎度フォローする
・SNSで批判的なことを言ってくる人
・自分の時間を奪う、よくわからない相談事
・無駄な長電話
・マウントを取ってくるやつ
もう基本的に無視でいいんじゃないかと思ってしまいます。
正直、これに悩んでいる人はたくさんいると思います。私もそうです。いまだにそうです。それでも基本スタンスは「他人は変えられない」と思っています。
だからまだ精神的には楽です。
そして、他人を気にせず、他人に振り回されないようになったら、次は「自分」です。もちろん謙虚さは必要です。とはいえ、自分は変えられます。
なんであの上司はあんなことを言うんだろう。
なんで彼はあんなことをするんだろう。
なんであいつはこんな邪魔をするのだろう。
そう思い出したら、
・こんな結果になったのはあの上司のせいだ
・こんなことになったのは彼のせいだ
・こんな嫌な気持ちになったのはあいつのせいだ
と「他人のせい」にしだします。
これは正直
なんの発展性もない。
これを「他責(他人の責任)」と言いますが、他責の人間はいつまで経っても「他人のせい」にするので、「自分が変わらない」。自分が変わらないから、結局、自分が成長せず、同じことをひたすら無限ループします。
そして自己肯定感がなくなる。
これって「考え方の癖」みたいなもので、本当にやめたほうがいいです。
えぇ、上司はクソです。彼もクソです。あいつもクソです。みんなクソかもしれません。
それでも「他責」ではなく「自責(自分の責任)」という形で、「自分ごと」にするのが一番です。
なので、
・こんな結果になったのは「上司を説得できなかった」自分のせい。
・こんなことになったのは「彼を止めなかった」自分のせい。
・こんな嫌な気持ちになったのは「あいつとの付き合いを切れなかった」自分のせい。
こう思えるかどうか?が重要です。
いやいやいや、そんな聖人君子みたいなことできるかぃ!
って話なんですが、これも「考え方の癖」です。
少しでもそう思って、反省して行動することで道が開けます。
上司を説得できなかった、という自分がいれば、次からは上司を説得しに行けばいいんです。それでどうしてもダメだったら、
「この環境にいる」自分のせい、なんです。
だから、「環境を変える=転職する」という「自発的な行動」に変わるんです。
彼を止められなかった、あいつを切れなかった、という意味では、
「そんなやつと付き合わない」という発想も出てくるわけです。
恋愛しているのであれば、別れる。
結婚しているのであれば、離婚する。
別にネガティブな意見を言っているわけではなく、純粋に自責という観点から考えると、どうやったら自分が責任を取れる立場に置き換えるか?という話です。
これだけでも「自分で考えて行動する」という基本的な考えがマインドセットされます。多くの人が「他責」にすることで、「なんとなくうまくやっている」という状態があります(というか、私もまだその気はあります、反省)。
この他責と自責。
意外と世間的にも使われる言葉なので知っている人は多いと思いますが、ぜひ意識してみてください。そして、できるかぎり「自責」で考えたほうが、結果的に納得できる人生になります。
それがあなたの未来を変えることになります。
私は少なくとも、かなり「自責」で考えて、できないことを突き詰めて今の状態になりました。人に言わせると「恐ろしく(自分自身に)ワガママな奴」と思われているかもしれません。でもそれは、他人の意見とか他人の言動に惑わされることなく、
「自分は何がしたくて、どんな人生を歩みたくて、どんな人と一緒にいたいか?」
を突き詰めた結果です。
それが独立につながり、そして楽しい仕事を中心に、楽しい人と囲まれる日々になりつつあります(まだ金はありませんけど)。
そして、これが安定しているか?と言われると不安定極まりないです。
一般的なサラリーマンと比べると危なっかしくてしょうがないと思います。
それでも「自分に徹底的にワガママになった」結果、他人にせいにすることなく、自分の責任の範囲内で生きているので、多少なりとも確固たる自分というものが築けたのかもしれません。
まだまだショボいですけど、改めて自戒の念を込めて。
他人と過去は変えられないけど、
自分と未来は変えられる。
今日も自分にワガママに生きていこうと思います。
【転職】【中途採用】面接官にハマる人、ハマらない人
己も転職した経験があり、3回職を変えた男、JURIOです。
さて、前回下記の様な記事を書きました。それに加えてちょっと違う目線で。
■【転職】【中途採用】面接官だった私が採用した男女たち その1
https://jurio1202.hatenablog.com/entry/2019/06/06/190045
■【転職】【中途採用】面接官だった私が採用した男女たち その2
https://jurio1202.hatenablog.com/entry/2019/06/06/201735
さて今回は、何百人と面接官として採用をしてきた私から見た
「面接官にハマる人、ハマらない人」を書きます。
結論。
それは「運」としか言いようがないw
って、炎上の嵐になりそうな回答なので、もうちょっとちゃんと書きます。
ただ「運」の要素が強い、というのは覚えておいたほうが良いです。
不思議なもので、我々はこれを「ご縁」と呼んでいましたが、本当にそう思います。よく転職は結婚と似ているなんて言われますが、あながち間違ってなくて、その通りかなとも思います。
で、すごくざっくり書いちゃうと
■面接官にハマる人
・とにかく面接時の会話が盛り上がる人
・逆に「この人には何かありそうだ」と思わせる人
・自社の社風、雰囲気、メンバーと相性が良さそうと思わせる人
■面接官にハマらない人
・まったく会話がトンチンカンで場の空気を悪くする人
・逆に喋りすぎて誰に向かって話をしているかわからない人
・明らかに雰囲気が自社の社風に合わない人
と、書いてて
あれ、当たり前なことしか書いていない・・・
ということに気づきました。すいません。
で、改めて。
この記事を読んでいる人に向けて、私が言いたいことは下記。
面接官にハマらない人をイメージしてから
徹底的に面接する会社のことを調べてください。
ハマる人、は運の要素が強いのですが(だって、面接される人だって、誰が出てくるかわからないですもんね。変な奴が出てくるかもしれないし。)、逆のハマらない人は割とはっきりしています。そして、これはパッと見た感じでわかります。これ何なんだろうっていつも思っていましたけど、
「一緒に仕事をするイメージが湧かない」
ってやつです。
これは難しいと思いますが、特にベンチャー系の会社やIT系の会社に転職しようと思うのであれば、この「社風」というなんとも言えないものをとらえてください。
また人材紹介会社の人に徹底的に聞いてください。
あなた
「この会社の社風ってどんな感じですか?」
人材紹介会社
「とっても明るくて元気ですよ。」
なんて、誰でも言える会話は止めてくださいw
こんなので納得しちゃダメですよ。
最近の会社はHPだけじゃなくて、FacebookからLINEからインスタとか色々ありますし、口コミだってそこら中に落ちています。
昔、私の部下(中途採用、私が面接しました)にこんな奴がいました。
部下
「いやー、この会社に入るために、朝と夜にビルの前でこの会社の人を見てたんですよ。どんな雰囲気なのかなと思って、ストーカーですよ、ほんと。でもそのおかげで何となく雰囲気もわかりましたし、ランチタイムとか近くの席に座って、その会社の人の話とか聞いていましたよ」
私
「ランチタイムってよくうちの社員ってわかるよな」
部下
「首から社員証をみんなぶら下げてるじゃないですか。」
あ、なるほど。
一理ある、そのやり方。
って、これくらいやってみてはいかがでしょう?
ただ家で悶々と悩んでもしょうがないし、やはり
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
って言葉がある通り、「敵(面接する会社)」を知りましょう。
そして人材派遣会社の人でもピンキリです。素晴らしい人もいれば、そうじゃない人もいます。時間のない中、転職活動をする、というのも理解できますが、上述した部下は思いっきり仕事終わりとか営業の合間とかに来てたみたいです。
それで雰囲気を掴んで、それをそのまま私に言って、
「彼ならうちのチームに入ってもうまくやってくれそうだな。レベル低いけど」
って思って採用しましたw
ぶっちゃけ、こんなもんなんですよ。面接官なんて。
別に偉いわけでもなんでもないし、あくまでお互いのお見合いでありご縁です。
いいですか、
「ご縁」
です。
それくらいの気持ちで、その代わり、徹底的にゲームを攻略するようにやってみる。それでダメなら、相性が悪かったなら、さっさと次の会社の面接を入れたほうがいいです。
大丈夫です、今、どうやら世の中は人材不足です。
なんだか今回の記事はテクニック論と精神論が混ざったような記事になりましたが、人材紹介会社も徹底的に聞いて、深く掘り下げてください。
それでは皆さんにとって、素敵な会社と出会えるように。
また転職の話は書いていきます。
ただ単なる転職の話というより、人生とか生き方とかその影響も非常にあるので、できればトータルで考えた上で
「職を変えたほうが良い」
「会社を変えたほうが良い」
という判断をしてください。
ノリだけだと同じことを繰り返すので。
では。
【タイ】【バンコク】タイで出会った狂った奴ら その5 〜ダオさん〜
タイで働いた経験から、タイ人が可愛いと本当に思っている男、JURIOです。
第5弾。まだまだ続きます。今日は初めての女性版。
スマホってそんな買い方しますっけ?というちょっとお金持ちのお話。
だいたいお金持っている人って「狂いがち」ですねw
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File No. 5 スマホを8つ持つ女:ダオさん
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海外に行く時、みなさんは電話や連絡はどうしていますか?
私はモバイルWi-Fiを使っています。基本、自分のスマホが変わるのが嫌なので。しかも最近だとLINE電話やFacebook電話などネット電話ができる時代です。
また日本だとSIMが固定されている場合が多いので、SIMフリーのスマホで現地でSIMを買って使っている人もいると思います。まぁ、それは人それぞれなので別にどうでもいいんですが、タイの場合はそこらへんの携帯ショップで高い高いスマホを買ってSIMを突っ込んで使います(もちろん携帯会社によっては日本と同じようなやり方で販売している会社もあります)
そして、今回はスマホを取引先の女社長のお話。
この女社長、いかにも「THE 社長」って感じのスーツバリバリ、仕事バリバリって感じの人です。怒らせると当然怖いです。でも、普段は明るいタイ人よろしく、ニコニコしてくれています。
で、ある時彼女の会社に行った時です。
机の上にスマホが散乱している。。。
私は日本人です。
なので、会社のスマホと自分のスマホのせいぜい2つしか持っていません。
まぁ、誰かのスマホを預かっているとかそういう話なのかなと思っていました。
女社長(ダオさん)
「あらー、いらっしゃい、あ、ごめんね、「私のモバイル」が邪魔ね」
私
「え?これダオさんのスマホ?」
女社長(ダオさん)
「そうよ、色んな会社から良いのがあるでしょ、だから全部買ってるの」
私
「え、全部契約しているんですか?」
女社長(ダオさん)
「もちろんじゃない」
その時机の上にあったのは5つくらいで、試しに私が自分のスマホからダオさんに電話をしてみると電話が鳴らない。
女社長(ダオさん)
「はい、もしもし」
女社長のカバンから新しいスマホ登場w
なんじゃそれ。
私
「いや、ダオさん、他の5つって使い分けてるんですか?」
女社長(ダオさん)
「もちろんよ、今あなたが電話したモバイルは仕事用、これがプライベート、これがメイドと連絡取る用で、これが運転手を呼ぶ時用、これが・・・忘れたわ。確か全部で7つ契約してるはずよ。」
ってか、覚えてるの4つだけやん。。。。
私
「それ、困りません?お金というより荷物になるし、面倒じゃないですか?」
女社長(ダオさん)
「まぁね、でもあなたの会社もITでしょ、やっぱりこういうのは新しいものを常に使い続けないといけないと思うのよ。だから買ってるの。」
うん、間違ってるよ。
プライベートでそんな奴はいない。
と、なかなかのぶっ飛びを発揮しているダオさんですが、仕事は本当にできます(でもこの状態で本当に仕事ができるのか不明w)。いつも大変お世話になっていました。特に営業では本当にマシンガントークよろしく、多分それってゴリ押しなだけな気が、ということはさておき、まぁ受注を取ってくるのは確か。
しかし、彼女のようにスマホを2つ、3つ持つ人は珍しくないです。日本でもそうですよね。なので、それだけなら別に、とは思っていましたが、ある時こんな事件があったそうです。
ダオさん、iPhoneが好きらしくて同じiPhoneを3つ持っていて、iPhoneカバーをかけて違いがわかるようにしていたんです。ただ、それが裏目に出た時があったそうで。
カバーを買い直して、付け替えたらどれがどれかわからなくなり、仕事で急いでいたので、目の前にある奴をパッと取って持ってきたら、そのiPhoneが彼女の秘密の友人用(まぁ、想像にお任せしますw)というiPhoneだったそうで、スタッフ全員ずっこけたそうです。
漫画かよ。。。
まぁ、そんなお茶目な人、ダオさん。
最後にブッ込んでくれました。
スマホが7台と言っていたのに、スタッフに聞いたら
「ボスはスマホ8台契約してますよ」
とのこと。
もう完全に把握できてないじゃん。。。w
スマホ狂いという特殊な感じですが、十分可愛くて楽しかったので、このシリーズで書かせてもらいました。
8台はやりすぎだと思いますけど、タイ人も日本人同様(ってか世界みんな一緒かも)、スマホばっかり見てます。お店に行っても、電車に乗っても、人と話をしてても、スマホばっかり見てます。
で、よく見てるのが
「自分が可愛く撮れている写真」
どんだけナルシストやねんっ!
ま、「タイ人ナルシスト多すぎな説」はまた今度書きます。
ではでは。
【太陽光】【投資】太陽光発電買取の終了について思うこと
投資家の顔も持つJURIOです。
ほんと、なんでもやってます、私。
というわけで、今回の記事はちょっとマトモな話をします。
ちなみに私は買取金額36円(税別)で2機持っています。単純に売上だけで年間800万円近く売上があります(個人の会社で持っています)。
と、私の話はさておき。
本日、Yahoo!ニュースで下記のニュースが流れました。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6326524
太陽光買取終了を検討。
個人的な話をすると、基本これは「既定路線」だと思っています。
当たり前の話であり、残念ながら胡散臭いブローカーもわんさかいたわけですし、質の悪い太陽光発電もたくさんあります。
これは不動産でも同じですね。
要は
「儲かりそう」
みたいな案件があると、どうしても「怪しい人たち」が出てきます。
でも言っておきますが、80%くらいの人たちは「きちんとした人たち」です。色々と批判はあると思いますが、本来、この政策の基本的な考えは以下の通りです。
低炭素社会の実現に向け、太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーの活用によるCO₂削減の加速化・最大化が必要となっており、我が国においては、再生可能エネルギー固定価格買取制度の導入を契機として、太陽光発電の導入が大幅に進んでいます。
*環境省HPより抜粋
2011年の東日本大震災で原発問題が発覚し、原発の危険性が言われています。原発も原発で安全に運転すれば非常に効率の良いものなのですが、震災でリスクが発覚し、世論的にも厳しい状況になってしまいました。
しかし、人間が生きていくには「電気」は必須であり、「エネルギー」問題は絶対的につきまとうわけです。原始時代のような生活を全世界の人が受け入れるのであれば、問題はないのでしょうけど、残念ながら進化する存在であり、利便性を追求する人間という存在はどうしてもこの「エネルギー」からは逃げられないのです。
ちなみに固定価格買取制度(FIT)というのは世界50ヶ国以上で取り入れられている施策ですので、別に日本だけがダメだというわけではありません。資源が少ないこの国で多少の「やり方」に問題はあったにせよ、マクロ的に見ると方向性は悪くないと思います。
ただ、政府が考えている以上に、コントロールが効かなくなっているのも事実でしょう。それは批判としてきちんと受け止めなければいけないといけません。
では今後どうなるのか?
真っ当な太陽光発電事業者であれば、「AFTER FIT」つまり、固定価格買取制度が終わった後の事を考えています。そして地方の自治体も考えています。
どういうことかというと
「政府が買取をするのではなく、地方自治体が買い取る、新電力の会社が買い取る、多くの電気を使う工場などに直接販売する」ということが起きてきます。
現在の買取制度は政府がFITで保証はするものの、実際には日本全国にある10の電力会社が買い取って、それを一般家庭に販売しているわけです。その電気代が高くなっているから消費者は怒るわけです。「賦課金」と呼ばれるものですね。そのせいで太陽光発電事業そのものが悪の権化となっている感じです。
これは残念ながらちょっと違います。
太陽光発電そのものが悪いわけではありません。電気というインフラを受け取る「仕組み」がうまく機能していないというのが正直なところかなと私は感じています。
*異論・反論はあるかと思いますが。。。
今後、固定価格買取制度は確実に終わります。
そして、それは正しいと思います。そこにあるのは、どうしても「投資」とかそういう発想になりがちですし、本来の意味とは違うはずです。
電気というはインフラです。
インフラだからこそ、そこはクリアにすべきであり、競争原理をきちんと反映させて適切な発電事業者が発電をし、送電をして(この送電部分も問題ありですが)、そして受電をしていくという仕組みを誰もがわかるようにしていくのが必須になってくると思います。
ここはまだまだ規制があります。
そして上記で述べた通り、インフラだからこそ規制をきちんとして統制していきますが、いきすぎた規制は利権となります。それもまた痛し痒しな問題になっています。
ここで政策批判とかを述べるつもりはありません。
ただ、勘違いして欲しくないのは、そもそもの考え方である
低炭素社会の実現に向け、太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーの活用によるCO₂削減の加速化・最大化が必要
ここにきちんと目を向けたやり方を我々がきちんと考えていく、というのが重要だと思っています。私も太陽光発電事業を行っている身として、当然ですが近隣住民の方に頭を下げて合意を取り、そして定期的にチェックをしてよりよい関係を周囲の方としています。こういう地道な作業が非常に重要で、これは「話し合い」だと思います。
どこまでいっても「話し合い」できちんと解決していくのだと思います。
その手間を惜しんで、「儲かるから」という理由でやっている人もいるかもしれませんが、この話題はそんな話ではなく、今後もっとみんなで「良い方向」を作っていこうという投げかけだと思っています。
実際、私も固定価格買取制度を利用していますが、これが終わった後の動きを地元の方たちと話し合っています。
これは経産省という「お上からのお達し」というわけではなく、私は地域にこそ答えがあると思います。きちんと地域・地域で自家消費、地域消費、地産地消できるような電気があってもいいと思います。
地域で発電をして、その地域で大手電力会社から高い電気を買うのではなく、その地域で発電した電気を安定した価格で買っていく。そして電気が余ったら隣の地域に安く卸してあげる、そういうことが可能な世の中になりつつあると思っています。
*電力取引というのは乱降下するので、電気代は必ずしも一定ではありません。
そういう前向きな議論と前向きな施策が出てくることを心より望んでいます。
もちろん、そんな簡単なものではないでしょうけども、やはり希望を持っていきたいじゃないですか。
もっともっと暮らしやすい世の中になっていけば良いなと単純に思っています。
重い話題で重い文章ですいません。
また知識が偏っていたり、足りない部分があったりする部分が多々あるかと思います。ここで事前に謝罪しておきます。誰かを傷つけたり批判したりする気はまったくありません。
それでは。
【転職】【考え方】転職を決断する、その前に。
大手IT企業で数百人を面接して来た元面接官、JURIOです。
って、どんだけ肩書きあんねん、って話ですけど、まぁまぁ、別に嘘を書いているわけではなくつらつらと書いているだけです。
さて、今回の記事はちょうど昨日、サラリーマンの方から相談を受けたのでそのお話を。
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転職を考えてます
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そもそも
なんで俺に相談するの?
って話なんですが、お世話になっている人ですし、お酒をおごってくれるってことでホイホイついていきましたw
その人の悩みは以下の通り。
・会社が潰れそう
・実際毎月10人単位で辞めている
・一番ショックなのは仕事ができる奴が月末に辞めちゃうって事
・自分も転職するか悩んでいる
って話。
まぁ10年以上勤務してきたわけだし、私的には秒殺で
はい、転職したらいいと思います。
と無責任発言w
って、基本こういう相談をする人って
「誰かに後押ししてほしい」
って人がほとんどなので、いくらでも後押ししますよーって感じでハイボール片手に押しまくってたわけですw
が、どうも様子が違う。腑に落ちてない。
ということでもう少し詳しく、真面目に聞いてみると
・なんだかんだ今の会社は居心地が良い
→好きな時間に来てもいいし、帰りも自由
・給与は安いけど、副業やってるから別にお金の問題じゃない
・なんだかんだ今の仕事は今の仕事で満足はしている
っていう話。
ここで言っておきます。
転職をする動機ってやつは(私も3回会社を変えています)、大きく3つあります。
■ お金
■ 精神的安定
■ 評価
だいたいこの3つです(私の勝手な持論です)
これ以外もあると思いますが、私が見てきた中ではほとんどこれ。
つーか、やっぱりお金が大きいかなw
どういうことか説明しますね。
■ お金
はい、「給与が低い」→「給与をあげたい」
これはとってもシンプルな理由ですね。80%以上がこれです。
■ 精神的安定
これはどういうことかというと、いわゆる
このまま働き続けると俺、死ぬんじゃねーか
ってやつです。
いわゆるブラック企業様に勤めている方ですね。時間的余裕も精神的余裕もない状態。とにかくこういう人はさっさと逃げてください。私に相談しても難しいです。完全に弁護士とか専門家の元へGO!です。
■ 評価
そして、これは「評価されるからお金が増える」と思われがちですが、その評価ではありません。どちらかというと、
同僚からの評価
上司からの評価
部下からの評価
お客様からの評価
家族からの評価
ってそういう意味です。いわゆる「世間体」に近い感じですね。
大手企業の方であれば理解していただけるかもしれません。
存在価値とも言えるかもしれないですね。
で、相談してきた人がこの3つありますか?
って聞いてみたんですよ。
そしたら、
「んー、確かに3つには当てはまらない」
って言うわけです。
じゃあ、ガチンコで苦しくなったり、上記3つのどれかに陥った時に転職を再度考えてください。じゃないと、転職した先でも後悔しまっせ。
という回答をしました。
で、一般論的にまとめます。
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転職を決断する、その前に。
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先ほど挙げた3つ。
■ お金
■ 精神的安定
■ 評価
この3つをよく振り返ってください。
「この給与じゃ食ってけねー!」とか「この職場にいたら過労死で死ぬ」とか「完全に放置プレイされて存在していない感じです」みたいな状況に追い込まれているなら、
早々に転職を検討して動いた方がいいっす。
そんなの逃げでもなんでもないです。
真っ当な理由ですから。
ただ、この3つのどれも当てはまらないってなれば、
ちょっと待った方がいいです。
それなりに「自分が満足している」状態であり、転職したいという気持ちはもしかしたら一時の迷いの可能性があります。そうなると、後で自分自身で後悔しちゃいます。それって残念ですよね。
意外と人って「給与」だけで動けるものではありません。
もちろん、ヘッドハンティングで給与が2倍くらいになるチャンス!みたいなのは別ですよ、それはそれでまた考え方が違いますが、基本的に今の会社が合わない、くらいの話の場合です。
この中で、私の考え方でいうと
20代であれば「評価」を気にした方がいいです。
30代であれば「給与」を気にした方がいいです。
40代以上であれば「精神的安定」を気にした方がいいです。
*すんげー独断と偏見ですけどね、私の勝手な考え方ですので。
どういうことか?というと
20代は給与は気にしなくていいです。生きていけるだけの給与をもらっているのであれば、周囲の評価を気にしてください(いや、頭ぺこぺこ下げるのが正しいとかそういう極論なしでお願いします)。
この場合の評価は「信用」と言ってもいいです。
20代は信用を積み上げる時期です。
とにかくガムシャラに色々と吸収して、先輩、後輩、上司、取引先から信用を得るような動きをした方がいいです。お金とか安定とか二の次。そういう意味での評価です。
そして、30代。
サラリーマンとして30代は一番しんどい時です。
仕事もわかって、体力もある、徹夜だって余裕。仕事が楽しい時です。
そしてプライベートでも結婚したり、子供ができたり、恐ろしく忙しい10年です。
ここで20代で稼いだ信用を元に
一気にジャンプアップすべき時です。
それが今の会社で実現できるのであれば一番ベストかもしれません。
今の会社で実現不可能そうであれば転職も視野に入れてもいいです。この時期は給与にこだわりを持っていいと思います。
そして、40代以降
信用を積み上げて、給与もそれなりにもらってくると、いつまでも「クソ忙しい」状態を抜けてください。体力的に落ちてくる時期に突入するわけですから、いつまでも20代、30代と同じ働き方をしても勝てません。
じゃあ何で勝てるのか?
今までの信用と実績で勝たせてもらうのがこの時期です
ガムシャラにやったところで、無駄です。
そんなの誰も求めていません。40代以降になると求められるのは
あなたはどういう人ですか?
という本質的な質問に答えられないといけません。
つまり、
・専門分野は何ですか?
・何ができる人ですか?
・何で貢献してくれますか?
など、「具体的に」自分のことをアピールできないと厳しいです。特に転職市場だと余計にそうです。
だって、給与の高いオジサンを1人雇うくらいなら若い勢いのある奴を2人雇った方がいいですからね、企業としては。
ちなみに私の前職では30歳以下は採用しませんでした(要は私より年上は採用しませんでした、裏話ですけど。だって年上の部下ってマジで嫌なんです、私w逆もですけど。)
と、いうことで40代以降の人で、これに答えられない人は正直キツイです。
特にこれからの世の中、単純に人が集まってきませんし、厳しいことを言うようですが転職市場だと「勝ち組」と「負け組」がはっきりと分かれるところですね。
やべえ、45歳だけど何もない
って人は、今からでもいいです。意識して動いてください。
と同時に、やべえって言ってる会社員の方は、多分20代、30代の人から多分バカにされています。しかし、これは受け入れてください。そして死ぬ気で変わってください。
人間、死ぬ気でやればなんだってできます。
ってか、そんな簡単に死にませんから。
それに3年間、ガチンコで必死で毎日自分のできることに取り組んでみてください。必ず花が咲きますから。それができていない、ということは
単にサボっているだけ。
です。
転職関係で割と私が厳しく書いているのは、本当に「もったいないから」だけです。あなたには十分素敵な価値があるのに、自分の人生を他人に任せたり、会社に依存したり、家族に頼ったり、と自分で自分を磨いてこなかった人が多すぎます。
別にすべての人がすごい人になる、って必要はないんです。
って、ちょっと話が脱線してしまいました。
転職する前に、まずは自分を振り返ってみてください。
それからでも十分間に合いますよ。
それでは。
【タイ】【バンコク】タイで出会った狂った奴ら その4 〜ノンくん〜
タイで働いた経験から、タイ人が可愛いと本当に思っている男、JURIOです。
第4弾。まだまだ続きます。いっぱいいますね、狂った人w
今日は「舌がバカですよね?」という男のお話。
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File No. 4 鋼鉄の舌と胃袋を持った男:ノンくん
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タイ料理って辛いイメージありますよね?
ちなみに日本で食べるタイ料理はほとんどが「日本人好み」の味付けになっています。なので、正直そんなに辛くないです、私にとっては。
そして、私はタイ料理が大好きです。
うん、あれは美味しい。そこを理解してくれる人はたくさんいそうな気がします。
が、そんなのをかるーく凌駕する奴がいます。
マジか?って言う奴の話。
というわけで、今回登場するノンくん、実は元私の部下。
めっちゃ良い子です。仕事もできるし、気遣いもできるし、綺麗な英語を話してくれるので理解しやすいし、言われたことをきちんとやってくれるし、本当に頼りになる男です。なので私もむちゃくちゃ信頼していました。その想いは今も変わりません。今は違う会社でバリバリ働いているみたいです。彼ならやり遂げてくれると思いますし、素敵な人生を歩むだろうなと密かに思っています。
ん?
なんでそんな子が狂った奴なのかって?
まぁ、聞いてください。
私が働いていたタイの会社では、基本「昼休みはみんなでご飯食べよう」ってスタンスでした。仲良くなるためもありますし、1人で食っても面白くないしね。
で、確かにバンコクは日本料理を食べられる店がいっぱいありますが、基本ローカルのみんなからすると正直高い。屋台で150円くらいで食べられるのに日本食だと1,000円くらいかかりますからね。私だって金持ちじゃないから基本みんなで屋台に行くわけです。
そこでこのノンくん。
異常なほど唐辛子をご飯にぶち込む。。。
たまに日本でもいますよね、味噌汁にも何でもかんでも唐辛子を入れる人。
でもね、そもそも辛めの料理にぶち込むんです。
まぁ、最近日本だと確かに激辛料理が流行っている部分もあるので、ラーメン◯本さんとか意味不明な辛さですが、それとはちょっと違うというか。。。
で、私も好きなんですよ、辛い料理。
それで一度日本からヘルプ要員の日本人が来てくれて、みんなでご飯食べようということで出前を取ったんです。ただ、ノンくんだけ別メニューって言い出したんです。
私
「あれ?どうしたの?」
ノンくん
「ボス、せっかくの出前なんでちょっと味付けをオーダーしようと思ってまして」
私
「あ、辛くしたのね」
ノンくん
「そうです。多分ボスたちは食べられないと思いますが、いいですか?」
私
「いや、そりゃいいよ。」
って、待つこと30分くらい。
出前がきました。ちなみにタイの出前ってこんな感じです。
出典:http://www.teddybeargallery.net/soap/favorite/favorite02.html
まぁ、こんなピントーがいっぱいならんで、日本で言うところの「重箱」みたいな感じですね。で、日本から来たスタッフが、
「ノンくんが頼んだやつ、ちょっとちょーだい」
的な事を言って、一口食べたんです。
その瞬間。
「ひゃーっっっっっっっ!!!!!!」
ってなって、彼はその後割とすぐに、お腹を壊しました(実話です、マジで)
そして次の日体調不良で昼過ぎに出社して来ました(繰り返しますが実話ですw)
と、こんな調子でマジでノンくんが食べるものには触れないようにしようというお達しが出たほどw
ちなみにノンくんに「いつからそんな辛いものが食べられるようになったの?」って聞いたら、
「え?生まれてからずっとですよ」
いや、オカン頭おかしいでしょ?
赤ん坊にはミルクを飲ませろ、ミルクを!
どこまで本当なのかわかりませんが、これが結構事実っぽくて、本当に辛いものに強いんですよね、不思議な話ですが。
そして、ノンくん、実は大の日本好き。
嬉しいですね。
しかも当時、エアーアジアという航空会社が、1年前の予約キャンペーンってのをやっていて、バンコク→東京の片道がなんと1万円というアホみたいに安いキャンペーンをやっていました。往復で2万円。これなら彼らも日本に行けます。
それで
「ボス、1年後ですが休みください」
って言ってきて、いや、いいんだよ、いいんだけど1年後俺がいるかわからんしなぁ、と思いながら許可するしかないので許可しました。
で、その1年後。
無事私もまだバンコクにいまして、彼は日本に旅立って行きました。
もちろん、私も日本にいる本社の人間に案内してやれー!って連絡して、とっても楽しい旅行になったそうです。
そしてノンくんは嬉しそうに言いました。
「ボス、日本最高でした、ありがとうございました!」
いやー、良い奴。
そして
「日本食は食べた?本社の奴がおごってくれたでしょ?」
と聞くと
「はい!寿司に刺身に天婦羅、ありがとうございました。でも味がしなかったです。ワサビっていうんですか、あれを大量に入れたら美味しかったです!」
こらこらこら・・・
そして、帰国祝いってことで、
「タイ料理が恋しくなったんじゃない?」
って言ったら当然という顔をして、彼の行きつけの店に行こうという事になり、そのお店に行って、色々注文してくれました。
そしたら・・・
料理が辛すぎて、私が食べられるものがありませんでした。。。
なんともまぁ、面白い思い出でした。
ある種、彼も狂った奴でしたw
あ、言っておきますけど、タイ人全てが辛いもの好きではないですからね。うちのスタッフもほとんどが辛いものが苦手っていう人たちが大半でしたからw
【タイ】【バンコク】タイで出会った狂った奴ら その3 〜ソーンさん〜
タイで働いた経験から、タイ人が可愛いと本当に思っている男、JURIOです。
今日は第3弾。まだまだ続きます。いっぱいいますね、狂った人w
今日は「お節介がいきすぎた」人のお話。
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File No. 3 お節介おじさん:ソーンさん
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タイで働いていると、本当に「微笑みの国」と言われるくらい、みんなが笑顔です。
ぶっちゃけ
「笑っておけば許される」
とでも思ってるのか、というほど微笑みですw
微笑みの押し付けなのか、と疑ってしまいます(私の人間性がダメだw)
ま、それは良い話なので流します。
さて、このソーンさん。私の仕事仲間というか、取引先の社長さんです。
私の拙い英語とタイ語も笑って聞いてくれて
「日本からわざわざタイに来てくれてありがとう!一緒にがんばろう!」
と言ってくれて、
やべぇ、神降臨。。。涙
と私は思っていました。事実、お仕事もくれて素晴らしい人でした。
いや、実際、良い人です。
が、
何せお節介が半端ないw
やれ、寂しくないか、友達はいるのか、俺がなんとかしてやる、などなど。
もちろん当初はタイに来たばかりなので嬉しかったし、お酒の席に付き合うこと10回以上、その度にカラオケ(変な店ではなく純粋なカラオケ屋)やクラブやバーに連れて行ってもらいました。もうこれだけでも神です。
ただ、挙句の果てには
「タイ人の奥さんを捕まえろ」*私、日本に家族いますw
「俺の信頼するやつを雇え」*雇う金ないっす...
「俺の運転手を使っていいぞ」*不要です...
「俺の家を使っていいぞ」*気使うだけっす...
「これ食え、あれ食え、持っていけ」*いや、日本食食べたいっすw
などなど、
私のオカンですか、あなたは。。。w
っていう感じになっていきました。
いや、もちろんこの好意はめちゃくちゃ嬉しいんですよ、嬉しんですけど拘束がはんぱないなと。
ちなみにタイでは「タンブン」という「徳を積む」考えがあり、これはこれで素晴らしい考え方だと思います。お寺に寄付したり、恵まれない人を援助したりします。うん、すばらしい。
でも、俺は恵まれていないわけではないんだよなぁ。。。
と思ってました。
で、このソーンさん、本当に良い人で、私だけでなく本当に恵まれない人に対して寄付したり色々とされていてマジ人格者、だと思います。
ただ、上記のように
やたら絡みたがるwww
寂しがりやさんなのか知りませんけど、ソーンさんの愛情いっぱいの絡み方も人によっては完全に迷惑行為になりつつありましたw
で、いつものように私がソーンさんの会社に行くと、
ソーンさんの会社のスタッフ(以下、スタッフ)
「ちょっと聞いてください。うちのボス、今度選挙出るらしいんですよ」
私
「えー!マジで!」
スタッフ
「いや、実はうちの会社、ちょっと危ないんです。ボスがああいう性格なので、本当にいろんな人に分け与え過ぎてまして。私の給料も今、遅れてるんです、本当は」
私
「(さらに)えー!」
世の中にはいろんな人がいるもんですね。
寄付のやりすぎで
会社を潰しそうになっている。。。
いや、そんなことあります?
本当に素晴らしい人なんです、この人。
で、挙句の果てに選挙に出る?
どうやら区の選挙に出ると。しかも区長選らしいと。
私
「選挙って通りそうなんですか?」
スタッフ
「通るわけないじゃないですか、知ってるでしょ、あれだけシツコイんですから。ありがた迷惑な部分がめっちゃあるんですよ」
*むちゃくちゃ意訳してますw
私
「う、うん、確かに。。。」
しかし、私はソーンさんの素晴らしさを知っているので、なんとか応援したい気持ちでした。そして迎えた選挙当日。タイ語の新聞とか読めませんので、うちのスタッフに聞いたら、
選挙に立候補した人、23人。
めっちゃ多いやん。。。('д'|l!)
しかも区長を決めるので、1人。
で、私に選挙権なんてないので聞いてると、
落選。チーン。
ま、そりゃそうだよね、と。
選挙活動なんてしてた記憶がほぼなくて、なぜ立候補したのかすら意味不明。
とはいえ、おそらく純粋すぎるくらい純粋な心の持ち主、ソーンさん。
選挙の翌週に会いに行ったら、
ソーンさん
「残念なお知らせが2つある」
私
「え、落選したことだけじゃなくて、ですか?」
ソーンさん
「あぁ、選挙に落ちたことで会社をたたむことになった。妻とも離婚したんだ。私は田舎に帰る。君への支払いも今月末で終わりだ」
私
「(゚∇゚ ;)エッ!?」
そうなんです、世のため、人のため、お節介おじさんは本当に素晴らしい活動をしていました。そしてお節介が過ぎた部分あったかもしれません。でも本当に素晴らしい人なのは他人の目から見ても明らかでした。
ただ、
家族と会社はほったらかし
だったんです。
もうね、空いた口が塞がらないとはこのことですよ。
ある意味、狂ってますw
しかし、これもタイ人の良いところなのかなぁと。
いや、家族と会社の方には申し訳ないのですけども。
ちなみに私はソーンさんに騙されたとかそういうのは一切ありません。だからこそ寂しかったです。
でも田舎に帰っても、多分いろんな人に絡みまくってるんだろうなぁ。
幸せになってくださいw