【一人旅】熱海で温泉に浸かりリフレッシュ。こういう時間は大事!
仕事にかこつけて熱海の温泉に入りたい!ってことで熱海に行ってきたJURIOです。
そう、仕事で小田原と熱海だったんですが、仕事もそこそこに抜け出してブラっと熱海を満喫しようと。
今回の目的は仕事以外に
・温泉に入って、ボケーっとすること
・とにかく誰とも喋らない!(笑)
この2点。
熱海については色んな人が色んなことを書いているので割愛。それよりもおっさん1人で温泉に行く効果をお伝えしたいと思います。とりあえず、最後の方に熱海っぽい写真は載せておきますw
さて、おっさんの1人旅って何がメインになると思います?
ずばり
・体を休めて精神的にもリフレッシュすること
です。なので、美味しいものを食べるとかスナック的な所に行くとか、そんなの一切興味なし。とにかく「思うがままにゆっくりすること」を中心にしました。他の人だったら、美味しいものを食べて、景色を見て、〜〜〜〜みたいな優等生な体験をするのかもしれませんが、私の場合は「マジでネタにならないくらいおとなしくすること」です。
あ、とりあえずお昼に仕事仲間とご飯は食べましたけど。ボリュームが多すぎて残しましたよ、ほんと。。。
まぁ、こんなのをランチで食って、ホテルにチェックイン。仕事仲間は無視。勝手にやってくれ、と明日の朝10時まで放置してくれとお願いして逃げる。そして、携帯も切る。ここから自由。一人旅っぽく満喫する。
で、まずは温泉。熱海といえば温泉でしょう。そして、寝る前にマッサージをしてもらうためにチェックイン後、早々にマッサージを1時間予約。とりあえず16時からまずは1発目のお風呂(結果的に寝るまでに4回入る)。
風呂上がりでちょっと散歩しようということで熱海駅から海の方へ下る(10分〜20分くらいですけど、かなり急です、覚悟しておいてください。マジで帰りはタクシーにすれば良かったってくらい泣きそうでした)
で、ようやく海近くまで来る。右上に見えるのが「熱海城」ですね。こんな城あったんかいな?と思いますが、実在の城ではなくて、絶景スポットであり観光施設です。この中はなんぞ色々な展示物があるそうですが、実在していない城郭であれば、遠くから見るだけでいいや、ということで行く気はなく。海をボケーっと見る。
その後、サンビーチのほうを散歩して、そうすると出てきますね、熱海といえば、的なシンボル的な像。はい、有名なこれですね、これ。
有名な貫一・お宮像ですね。尾崎紅葉の「金色夜叉」って小説のお二人です。知ってます、金色夜叉?私も読みましたけど、まぁ、未完なんですよね、この小説。作者自身が死んじゃったんですから。内容的な話はこれまた他のブログとかにも書いているので割愛。個人的には「あんまり好きじゃない」お話です。
時代背景やら貫一の悔しさとかも理解はできますけど、そもそも女性を蹴ったらあかんやろ、蹴ったら。それが当時としてはウケたんでしょうけど、今の時代的にはDVですよ、DV。いや、付き合っているわけでもないから、DVじゃなくて単なる暴力。違う男(金持ち野郎にお宮さんは嫁ぎます)に取られて、「裏切られた」ってことで蹴る。
いやいやいや。あかんって。と、金色夜叉だけでブログが1本書けるな、これ。まぁ、それは今度にとっておこう。
ただこれが名作とされているのは、文章と表現力。美文というか、セリフに関しては確かにかっこいいし、何か悲劇のヒーロー的なニュアンスがある(ほぼ非モテの言い訳だけど、まぁ叙情的というかw)。
ま、原文は結構難しいのでサラーッと我慢して読み進めてください。
さて、クソ急な坂を這い上がって(風呂上がりなのに・・・)、熱海駅近くの商店街に戻ってきました。
いつからか熱海には「あつお」というハゲ散らかしたおじさんがゆるキャラになっています。見た目はおじさん、心は乙女の妖精だそうです。
えー・・・・
リアクションに困ったけど、とりあえず写真を撮りました。
で、もう1つの商店街の方へ。
お土産物屋さんが並んでいる通りですね。ま、素通りでしたけど。
その中で源泉を引いている「福福の湯」という「足湯」ならぬ「手湯」だそうです。ちなみに「足湯」はJR熱海駅前に「家康の湯」というのがあります。もちろん無料です。
ただ言っておきます。
クソ熱いです。
足湯も手湯も触れた瞬間
「やーめた」
ってなりました、すいません。猫舌ならぬ猫肌なんです、私。
ま、熱海の記事はいったんさておき、一人旅の話に戻ります。
一人旅の魅力は何と言っても
「誰にも邪魔されない」
ということでしょう。
もちろん、私には家族がいるので、こういう旅は正直できないです。できないし、家族で行きたいタイプなので結婚してからは本当に一人旅をすることがなくなりました。大学生時代は海外一人旅ばかりやっていたので、感覚が変わったのかなと思いますが、こうやって仕事の中で途中で抜けて一人旅気分を味わうのは結構多いかもしれません。
もちろん、家族や友達と行く旅行を否定する気はまったくありません。それはそれで楽しいですし、思い出の共有というのがありますから、とっても重要です。子育てにおいても「パパが◯◯に連れて行ってくれた」とかいう思い出は子供にとってはとっても重要だと思っています。
それでもあえて、行ける人はぜひ「一人」で行ってみてください。私みたいに仕事の合間を縫って無理やり一人の時間を確保するような一人旅でもいいじゃないですか。別に誰と喋る必要はありません。
この誰にも邪魔されない、という自由と一緒に、ちょこっと思うのは
「自分と向き合える時間が腐るほどある」
ということです。
大学時代、一人旅をしていたのは、こういう時間がもたらす「自分の成長」を感じられたからです。全て自分の責任で自分で予定を決めて自分で行動するという当たり前のようで実はあんまり当たり前じゃない時間を過ごすのはとっても良い経験です。
家族や友人と一緒にいると、どうしても空気を読みますし、みんなの意見が重視されます。それはそれでいいんですけど、やはり「自分で決める」という意識を改めて持てるのが重要だなーと思いながら散歩してる時、お風呂に入っている時にボンヤリと思っていました。
そして、適当な飯を食べた後、4回目のお風呂の後にマッサージを受けて、めちゃくちゃ良い気分で部屋に戻って寝ようかなと思ったんですが、のんびり本でも読もうと思ったら、気づいたら深夜3時(笑)
そして次の日は7時に起きて朝風呂に入るつもりでしたから、疲れが逆に溜まったんじゃないかって感じでしたけど、それでも精神的には大満足。
10時半からまた違うおっさんと合流して、この仕事仲間はスナックに行ったそうで、あんまり良くなかったのか、文句ばっかり言ってました。まぁそういう過ごし方もダメじゃないですけど、私はスナックに行くくらいならお風呂に入って本でも読んでいた方が「自分の時間」を使っているので、やっぱりこのおじさんと一緒にいなくて良かったなと思いました。
ぜひみなさんも一人旅、やってみてください。
新しい発見があるかもしれませんよ。
私の場合は、とにかく違う環境で一人になってのんびりできたことが最高に嬉しかったです。
さて、明日からまたがんばろー。