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【不動産】【購入】私の初めての不動産購入体験記 〜東京で家を買おう〜

 

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家を買うって大仕事ですよね〜

不動産大好きJURIOです。

 

さて今日はもっと身近なお話、「家を買う」というお話。過去の記事でも少しだけ触れていますが、私自身は家を買いました(しかも3回、不動産投資を入れると10回近く)。基本的に今日は「これから家を買う(かもしんない)」人向けの記事となります。私が20代で初めて家を買った時のお話となります。

 

では行ってみましょう。

 

目次

 

第1章:なぜ家を買おうとしたのか?

 

さて、そもそもの話、「家を買う」ってタイミングっていつなんでしょう?私の場合、「結婚」でした。妻が実家暮らしで私は関西の田舎から出てきた一人暮らし(当時家賃6万円くらいの木造アパート暮らし)でした。

 

めでたくプロポーズも成功して、さて日取りも決めて、あーだこーだと結婚式の準備をしていました。私に借金があったので、それをきちんと返済してからのプロポーズだったので妻には待たせてしまいました、申し訳ないです、今でも。と、まぁ、それは関係ない話で。

 

結婚式の準備をしている最中にふと思うわけです。

 

「あれ?家ってどうすんの?」

 

と。

 

うん、ここですね、最初のハードル。同棲とかしてなかったので(妻は実家暮らしだし)、結婚したらいきなり別居のわけないし。一緒に住むよねーと。

 

で、結婚式の日取りが決まって(1年後くらいでした)、さて、家をどうしようかと。それで探しました。妻が東京都内、23区に実家のある人だったので、近くにしましょうか、とりあえず、賃貸で探しましょうか、ってなことで、賃貸の家を探すことに。

 

が、高い・・・・

 

高すぎるよ、東京。。。

 

という状態に。妻と給与を合わせて手取りがだいたい月に45万円くらいあったんですが、いわゆる家にかかる費用は手取り額の30%って計算すると、13.5万円/月になります。

 

って、今まで6万円で住んでいた私からすると一気に2倍。

 

たっけー!

 

というのが正直な感想でした。もし子供ができたら(当然ですが、結婚したら子供は欲しいよね、と言っていました)、妻が働けない期間が出てくるわけで(産休、育休はもらうにせよ減額する)、そうすると私の手取り25万円程度だと半分以上の比率になるわけです。こりゃあかん、と。爆死デス、爆死。

 

ということで、家賃を10万円を限度に探すんですが、もうこうなると東京は諦めて、どんどん郊外に行くしかありません。そこで見つけたのが、

 

東急東横線綱島」駅の駅7分くらいの1LDK、かなりオシャレな家でした。私的には全く問題なかったのです。綱島で新しい生活だねー、とか盛り上がっていました。また当時の私と妻の勤務地は銀座近辺だったのでドアtoドアで1時間くらいですから、そこまで遠くないし、いいんじゃね、ってことで不動産屋と話をして、帰宅中に妻から一言。

 

「見知らぬ土地すぎて不安」

 

がーん。

 

東京育ちの人からするとそう感じるのね。なるほどね。さらに妻は続けて言います。

 

「実家から遠すぎる」

 

さらに、がーん。

 

えーっと、じゃあどうしたらいいんでしょうね、うん。貯金なんざ借金返済してからプロポーズしてるわけで、私的にはゼロ、というか結婚資金すらゼロ。これから1年かけて結婚資金を貯めないといけない状況でした。

 

とりあえず結婚資金は貯めます。話が逸れますが、貯め方は以下の通り。これ、結構地獄でしたw

 

■まず二人の共通口座を私の名義で作りました。

■私はすぐにお金を使う癖があるので、毎月クレジットカードの「キャッシング」で10万円を1回払いでお金を借りる

■そのお金を共通口座に入れる(手数料と金利を損してでも強制的に貯金)

■これで結婚式当日までに120万円貯める。妻は普通に10万円ずつ入れて合計240万円。

■招待客で1人あたり3万円の祝儀が見込める人を確保w 参加者数は100人。これで300万円。双方の親族から10万円×8=80万円。

■これで合計620万円。

 

結婚式代が500万円ちょっと。まぁ、なんとか足りました、はい(意外と親族が10万円もくれなかった、というオチはありましたけどw)。

 

と脱線したので話を戻します。

 

と、こんな感じでお金がありません。

 

んー、どうしよっか、という話の中で妻の文句なので、妻の両親に話をしました。

 

そしたら、なんと、500万円を貸してくれるという話に。さらに自分の親に話をしたらさらに500万円を貸してくれるという話に。

 

Σd(゚∀゚d)ォゥィェ!!!

 

はい、ラッキーです。ちなみに「貸してくれた」と書いてありますが、いきなりお金をもらうと「贈与税」がかかります。ちなみに贈与税は年間110万円以上もらった段階で税金がかかるので要注意。後でバレたらダメですからね。私と妻の場合は、「金銭消費貸借契約書」という、要は「お金を借りました、これこれの形で返済していきます」という契約書です(銀行からお金を借りる時にもこの契約書を結びます。いわゆる「金消<きんしょう>」と呼ばれるものです)。

 

この契約書に基づいて「返済」するという形をとりました(こういうのだけは割とちゃっかりしています)

 

さて、降って湧いたような手元資金1,000万円(この段階で、かなりラッキーな話ですが、親からお金が借りられる人は借りたほうがいいです、贈与は気をつけてくださいね、本当に)。そして妻の親から言われたのは

 

「実家の近くに住みなさい」

 

ということ。

 

はい、かしこまりましたー!

 

私はこれには全くもって反対する気がありませんでした。人によっては相手の親の近くに住むのを嫌がる人がいますが(特に男性)、それはどうかなーと思います。今も妻の実家の近くに住んでいますが、子供にとってもメリットでかいですし、何より安心感が全員にあります。その辺の話はまた今度。

 

さて、これで一気に話が変わってきました。家を買うという選択肢が出てきたわけです。おそらくそういう人も多いと思います、親の援助という名のお金です。

 

 

第2章:さて、どうやって探そうか?

 

まずはネットです。ただ、私は不動産関係のお仕事をしていたので色々と裏事情は知っていました。その時に決めていたことがあります。以前も書きましたが、

 

jurio1202.hatenablog.com

 

基本的に

「中古で資産価値の高いもの」かつ「妻の実家から近いところ」で探しました。

 

で、ここまで絞ってると、実は妻の実家から半径5キロ圏内で二人ともわかる場所、という話になってくるので、ある街をターゲットにして探し出しました。

 

そして、不動産関係の仕事をしている私は、とりあえずその街にある不動産会社、およびその街にあるであろう不動産情報を不動産サイトでチェック。

以下、私の物件の探し方です。

 

■ターゲットになる街の不動産会社をピックアップ

■その会社のホームページをくまなく調べる

■その街の不動産情報をネットで探す(SUUMO、LIFULL HOME'S、at homeの3つで十分)

■ネットに掲載されている物件を紹介している会社がその街近辺にあるかどうかを確認する。

 →これは「地元のことをきちんとわかっているか?」という視点で探しています。例えば東京都豊島区の物件を掲載している会社が千葉県の会社だと「本当に豊島区のことをわかってるの?」って話になるのと同じ。こういうのは却下していました。

 

■ある程度、めぼしい物件を見つけると、問い合わせする会社を選択していく。

 

<裏情報>

・不動産会社は「REINS」という独自の不動産情報サイトを閲覧できます。インターネット上に掲載されていない物件(要は一般の人が見ることができない物件)があります。この辺の話をしだすと止まらないので止めておきますが、そういう情報があるということは知っておいても良いかと思います。

 

さて、ここまでwebサイトをぼんやり眺めていると、なんとなーく自分が興味ある物件が絞られてきます。そして、次にすることは不動産会社に問い合わせるのではなく

 

 

■もう1回、自分の譲れない条件を洗い出しておく

 

これです。これを結構みなさんやらないです。問い合わせをすると、当然ながら不動産会社も商売ですから、あれやこれやと提案してきます。そして、わからない用語が飛び交い、雰囲気で決めていくということがあります。これは

 

自分の頭が整理されていないから

 

です。この時、人は「不動産会社が良いと言ったから」と「他人の責任」にしようとしてしまいます。これは止めたほうがいいです。必ず立ち止まって条件確認をしてください。

 

改めて我々の要望では、

・エリアは確定

・予算は頭金1,000万円、毎月の返済金額を6万円に設定

 →これは私の一人暮らしの時の賃料を目安にしました。

 →これで35年、金利2%、で逆算するとざっくりですけど2,200万円借りれます。

 →よって、諸経費あわせると3,000万円以下の物件にすると決めていた

・駅近であること

・できるだけ綺麗な物件(新築がベスト)

 

これだけでした。

 

ちなみに、新築がベストとは妻の意見でして、おそらく世の人たちは新築がベストと思っていると思いますが、これは完全に却下しました。私、家は資産として考えている人なので、「いかに損をしないか?」で生きている人ですので。

 

そうやって探している時に、偶然にも知り合いの会社から相談されたことがキッカケで購入に至りました。

 

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不動産会社

「いやー、最近売れなくて厳しくて。弊社で仕入れた物件があるんですが、興味あります?そろそろ家買うかも、みたいなこと言われてましたよね?」

 

「どんな物件っすか?」

 

不動産会社

「これなんですけど、3,280万円で売れてないんす」

 

その物件は都心の築28年(当時)のマンション。リノベーションしていて、実際問題色々あるものの、悪くはない物件。でもちょっと高いかなーって感じ。

 

「これが2,900とかそれくらいなら全然面白いですけどねー」

 

不動産会社

「そうなんですよ、でも弊社の物件で決算も控えていて、どうです?本当に2,900万円ならいきます?」

 

「え、ちょっと待ってください。住宅ローンとか考えないといけないですし。」

 

不動産会社

「◯◯さん(私の本名)なら大丈夫ですよ、絶対。とにかく処分しないとまずくて」

 

で、最終的に2,800万円なら即決します、と言ったら、

 

 

本当に2,800万円になっちゃった。

 

これで、妻に事後報告的に「決めちゃいそうです」と報告。

とはいえ、物件を見せろ、とのことで即決したものの、とりあえず物件を見に行くことにしました。

 

 

第3章:いよいよ契約、問題ない?

 

とまぁ、あれだけ調べたのに、みたいな話で、違うところであっさり即決を出した私。

実際問題、物件を妻と見に行ったら、駅から徒歩7分程度と非常に便利。

ちょっと古いけど、部屋の中は新品ですから、妻的には全く問題なし。

 

んじゃ、契約ってな話になりまして、速攻で銀行にローン申請を出してバッチリ2,000万円で通りました。やったー。

 

って思ったら、金利の問題がありまして、結局私の場合はビビって、2,000万円の借り方を1,000万円を固定金利、1,000万円を変動金利で借りました(今思えば、全て変動で借りたら良かったと思う次第ですが)。

 

それとこれも知っておいたほうがいいですが、中古物件では住宅ローン控除が受けられない可能性があります(私はダメでした・・・)。この辺はきっちりと覚えておいたほうが良いですね。

 

受託ローン控除を受けるには

 

■ 50平米以上の広さがある(住居スペースとして)

■ 耐火構造(コンクリート造り)で築25年以内

■ 非耐火構造(木造)で築20年以内

 


こういう基準があります。私が買った物件は49平米だったので、その時点でダメだったんですが、築年数に関しては工夫の次第がありますので是非調べてみてください(耐震基準適合証明書の取得か既存住宅売買の瑕疵保険に入っている物件であれば築年数を超えていても住宅ローン控除を受けられる可能性があります。が、素人でこれを考えすぎると失敗しますので必ず不動産会社に確認してください) 

 

 

と、多少の問題はあるにせよ、この辺は仕方ないと諦めました。

 

それともっと身近なお話。

 

いくら駅近でリノベーション物件で安く買えた、としても問題はあります。

 

それは

「近隣住民との問題」です。

 

実はここに関して、買おうとしている部屋の両隣と上下の階に住んでいる人にお菓子を持って行ってピンポンして挨拶を先にしました。

 

要は

「実はこの物件の◯◯号室を購入しようと検討しているものです。もし購入できたらどうぞよろしくお願いします」

 

ってやったんです。

これを購入前にやる人はあまりいません。でもやったほうがいいです。マンションの場合、誰が住んでるかわかりませんからね。買った後で隣の人が変な人だった、というのは避けたいですから。

 

しかも築28年という古さなので、やはり両隣、上下階の人たちはほとんどが30代の時に買ったんだろうな、と思われる通り、60代の方たちばかりでした。でも、とっても良い人たちでしたので、非常に安心して買ったのを覚えています。こういうのは事前にやっておいたほうが良いと思った出来事でした。ちょっとしたお菓子を持って行けば、普通の人だったら、ちゃんと対応してくれます。

 

第4章:引き渡し、新しい新居へ

 

そして、契約が諸々終了し、いよいよ引き渡し。

新しい新居に家具・家電とかも入れて家を購入しました。

 

細かい登記簿だのなんだのはいろんな人がブログで書いているので割愛しますw

 

ただ、この物件は結果的に買って良かったです。確かに団地みたいな外観で古臭いイメージでしたが、中身は綺麗で、駅からも近くて、やっぱりきちんと売れました。

 

この物件を買ってから東日本大震災があったのですが、まったく問題もなく、そしてその後私はタイに引越しをして、子供が生まれました。その間、この家は人に貸していたので、そこから初めての不動産投資を経験することになります。

 

そして、帰国後、子供も生まれていましたし、家が手狭になる(49平米ですから)ということで、この物件を売って、新しい家を買おうということになりました。

 

で、案の定、物件は普通に売れました。賃貸に出していた期間もありますし、すぐに売れたので、やっぱり

 

資産価値の高い中古物件を買うべし

 

という考えはここから生まれたのであります。

 

5年くらい自分たちで住んでいて、もし家賃で払っていたのであれば、1ヶ月10万円の家賃×12ヶ月×5年で600万円(更新料を入れると620万円くらい)が得した感じです。

 

実際には、2,800万円が2,500万円で売れて、賃貸収入が約300万円あったのでほぼトントンでした(早く売りたかったので、スピード優先で売りました)。ただ上記の通り賃貸に住んでいたら、600万円の家賃支払いだったのが、この部分がお金がかからなかったという話。

 

ちなみに、収支でいうと、2,000万円の借金はだいたい1,500万円まで減っていまして(繰り上げ返済もしていたので)、2,500万円で売ったので手元に1,000万円くらいが残りました(親から借りた金と同等、親に借りた金はまだ返済中でしたが、次の家を買うということで、このお金はしれっと次の家の頭金にもなりました)。

 

 

いわゆる昔でいう「住宅すごろく(小さい家から徐々に大きな家に買い換えること)」をやった結果です。

 

またこれ以外にも私はベンチャー企業にいたので、ストックオプションを持っていたので、そこで儲かったお金を不動産投資や太陽光投資に回している、そんなことをやっています(この辺は蛇足な話ですけど)。

 

と、参考になったかどうか全く意味不明ですけど、こんな感じで我が家は最初の物件を買いました。ぜひご参考になれば〜。

 

では!