【タイ】【バンコク】タイで出会った狂った奴ら その1 〜ポンさん〜
タイ人が可愛くて仕方ないJURIOです。
このタイトル「タイで出会った狂った奴ら」は今後シリーズ化していきますw
私が3年現地で働いて、今も出張で現地に飛んでいます。そして、初めてタイに行ってからもうかれこれ20年近く。バンコクはめちゃくちゃ都会になっています。
それこそ、私が初めて行ったバンコクはクソ怪しくて、バックパッカーの聖地と言われていたカオサンロードも今はすっかり観光地。残念だわー。
さてさて、そんなタイで出会った狂った奴ら、ということで、なかなかイメージつかないので、具体的に書いていきます。とはいえ、顔出しNGなので、文章力?(ショボくてすんません)でカバーします。とりあえず今回は1人紹介します。エピソードが濃いので1人ずつくらいしか紹介できないっす、すいません。一応、実在しています。生きてりゃ多分どこかで会えると思いますw
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File No. 1 爆走タクシー野郎:ポンさん
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タイトル通り、ポンさんはタクシー運転手です。
実は私、このポンさんのタクシーに2回乗ったことがあり、名前が発覚しました。しかも1回乗った後、次の日にもポンさんのタクシーに乗ってしまったのです。
バンコクに住んでいた頃、私、スクンビット・ソイ41という所に住んでいました。知っている人は知っているかもしれませんけど、まぁ日本人街です。
会社に行くのに私は基本的にタクシーで通勤していました(だって会社も車借りてくれないし、かといって電車じゃいけないし、ローカルバスで行くほど勇気もなけりゃ遅れまくるし、バイク通勤すると危なくてやってらんないから)。
で、朝の7時30分頃にアパート前にあるセブンイレブンからいつもタクシーを捕まえていました。だいたいタクシーで渋滞してなくて20分。渋滞していたら・・・読めません。まぁ1時間半くらい?
その日、たまたま乗ったピンクのタクシー(わかる人はわかるはずw)にポンさんは乗っていました。
私
*「ロータス・ラマ3店に行けますか?」という意味
*私の会社はこの辺にあったので近くのデカイ店をいつも指定していました。
ポンさん
「OK」
さて、すんなり、乗り込めました。タクシーを拾うのも苦労するバンコク。よかったよかった、とりあえず少し寝るか、といつも通り横になろうとすると、、、
ポンさん
「ヘイ、ミスター、コン イープン? クン パーサータイ ゲンマーク!」
*「おい、お前は日本人か?タイ語うまいな!」という意味
私
「コップンカップ ポム ユー ソンピンナー」
*「ありがとう、2年いるからね」という意味
ポンさん
「オー!ディーマクマーック! ◯△☆α☆=・・・・・・・」
*「おー、いいじゃーん!・・・・」って後は意味不明w そこまで私のタイ語は完璧ではないっす。おそらくなんじゃかんじゃタイ語が話せる?日本人が珍しかったんだろう。機関砲のように喋り出す。って、こういうタイ人ドライバーめっちゃ多いです。
ポンさん
「◎△$♪×¥●&%#?!◎△$♪×¥●&%#?!」
*めっちゃ早口で聞き取れず、意味不明。
私
「OK、OK」
*朝から相手をするのが面倒なので、OKを連発する私
そしたら、まず
反対車線に行く (゜ロ゜)ギョエ!!
いやいやいや。
ちょっと待て、確かに反対方向は空いてるけども、それはないでしょ。向こうから車が来たら正面衝突じゃん・・・(場所はラマ4から南下する道です)
って、案の定
反対車線に車が向かって来た
でっかいクラクション鳴らしながら
!?(゚〇゚;)マ、マジ…
なんとか回避。そしたらポンさん
「コートーナ、コートー(ごめんね、ごめん!)」って言うのかなと思ったら
「アイ ヒア **********」
(悪い言葉なので割愛。つまり、クソ野郎!的なタイ語)
あかん、こいつはあかん。
乗ってもうた、捕まってもうた、変な奴に・・・
私
「ストップ、ストップ、チャーチャーナー」
*「待て待て、ゆっくり、ゆっくり」って意味
ポンさん
「ハンッ?」
*タイ人がよく見せる、「何?」って感じ、ちょっと怖いんですけどね、これ。
とか言いつつ、完全にこっちを見ていない。
そして逆走続行中。
とりあえず信号を曲がったら、通常路線に戻ってくれた。
ホッと一息。
と思いきや、またまた
逆走アゲイン
お前、頭腐ってのか????
もはやポンさんは言うこと聞かず。
ただ、確かにめっちゃ速い。下手すると行動で100キロオーバーで走ってやがる。
後部座席で寝るなんて行為も忘れて、マジで泣きそうになった私。
そして目的地に近づいてきた時、
いきなりガソリンスタンドに入る
はぁ?
(゚∇゚ ;)エッ!?
こんな顔をしていた私。
私
「ペン アライナ?」
*「どうした?」の意味
ポンさん
「ホンナーム、ソーリーソーリー」
*「トイレ、ごめんごめん」の意味
マジでこいつを殺そうかと思った
どうやら、早口で言っていた言葉は
「俺、小便したいからトイレに行っていいか?その代わり飛ばして間に合うようにするからさ」多分、こんなことを言っていたんでしょう。ホンナーム(トイレという意味のタイ語)という言葉は出てきた気がするので。
そして、車内に残された私。
さらに追い討ちをかけるように
タクシーメーターがあがっとるやないか!
もうね、ここまで来るとどうでもよくなりますわ。
しかし目的地に着くと
いつも通りの値段といつも通りの時間
ポンさん、あんた最高だよ。
って、次の日に捕まえたタクシーがポンさんだったので、名前を聞いてポンさんということが発覚(ちなみにタイ人の名前はクソ長いので、みんな「チューレン」というニックネームを持っています。)。その日は大人しく運転してくれましたが、二度と会いたくないと思い、次の日からタクシー乗り場を変えましたw
ポンさん、多分まだどっかでピンクのタクシーで客が乗っているにもかかわらずトイレに行ってんだろうな。って、そんなタクシーの運ちゃん、タイにはたくさんいます。
怒らないであげてください。
(気にするな、って意味です)
タイ人、かわいいですよ、そう思ってくださいw